列王紀上 8:2-19 リビングバイブル (JLB)

2. この祝典が挙行されたのは、十月の仮庵の祭りの時で、 

5. 王とイスラエル国民は、契約の箱の前に集まり、数えきれないほどの羊や牛を、いけにえとしてささげました。

6.  それから、祭司たちは、契約の箱を神殿の奥の至聖所に運び入れ、ケルビムの翼の下に安置しました。 

7. ケルビムの像は、翼が箱の上にくるように設計されていたので、その翼は、箱とかつぎ棒をおおいました。 

8. そのかつぎ棒は長く、先がケルビムの横から突き出ているので、前方の聖所からも見えましたが、外庭からは見えませんでした。 現在もそのままです。 

9. 箱の中には、二枚の石板しか入っていませんでした。 その石板は、神様が、エジプトを出たイスラエル国民と、ホレブ山(シナイ山)で契約を結ばれた時、モーセが納めたものです。

10.  祭司たちが至聖所から出て来ると、なんと、まばゆいほどに輝く雲が神殿に満ちました。 

11. 神様の栄光が神殿に満ちあふれたので、祭司たちは外に出なければなりませんでした。

14.  それから、振り向いて国民を祝福しました。

15.  「イスラエルの神様をほめたたえよう。 神様は、今日このように、父ダビデに約束なさったことを成し遂げてくださった。 

16. 神様は父にこうお語りになったのだ。 『わたしは民をエジプトから連れ出した時からこれまで、神殿を建てる場所を指定しなかった。 だが、わが国民の指導者となる者を選んだ。』 

17. こう言われたのが、父ダビデだ。 父は、神様のために神殿を建てたいと思った。 

18. ところが、神様はお許しにならず、こうお語りになったのだ。 『おまえの志はうれしい。 

19. だが、わたしの神殿を建てるのは、おまえの息子だ。』 

列王紀上 8