3-4. 祭りの間に、祭司たちは契約の箱と、それまで天幕に置いてあった神聖な器具をみな、神殿に運び入れました。
18. ところが、神様はお許しにならず、こうお語りになったのだ。 『おまえの志はうれしい。
19. だが、わたしの神殿を建てるのは、おまえの息子だ。』
20. 神様は今、お約束を果たしてくださった。 私はイスラエルの王として父の跡を継ぎ、こうして、神様のために神殿を建て上げた。
21. また、神様が、エジプトを出た私たちの先祖と結ばれた契約を、たいせつに保存する箱を、神殿の中に置くことにした。」
22-23. 王は、人々が見守る中で祭壇の前に立ち、両手を天に伸べて祈りました。 「ああ、イスラエルの神様。 天にも地にも、あなたのようなお方はありません。 神様は、心からお従いしようとする国民にやさしく親切で、約束を守り通してくださるからです。
24. 今日このとおり、神様のしもべである父ダビデへの約束を実現してくださいました。
25. イスラエルの神様、どうか、父ダビデとの約束を、これからも守り通してください。 父の子孫が、父と同じようにお従いし、神様の言われるとおりにするなら、その中の一人が、いつもイスラエルの王座につくようにしてください。
26. イスラエルの神様! どうか、この約束をお守りください。
27. それにしても、神様は、はたしてこの地上にお住みになるでしょうか。 大空も天も、神様をお入れすることはできません。 まして、私が建てたこの神殿など、なおさらのことです。
28. しかし神様、どうか、このしもべの願いをお聞き届けください。
29. 確かに住むとお約束になったこの場所を、昼も夜も見つめていてください。 そして、私がこの神殿に向かって祈る時、昼であっても夜であっても、聞いて答えてください。
30. イスラエル国民が、この場所に向かって祈る時、いつでも願いを聞き届けてやってください。 神様がお住まいになる天で、その願いを聞き、彼らの罪を赦してやってください。