2. この祝典が挙行されたのは、十月の仮庵の祭りの時で、
12-13. その時、ソロモン王はこう祈りました。「神様は、暗やみの中にも住む、とお語りになりました。そこで、神様。 私は神様の永遠の住まいとして、地上に美しい家を建てました。」
14. それから、振り向いて国民を祝福しました。
15. 「イスラエルの神様をほめたたえよう。 神様は、今日このように、父ダビデに約束なさったことを成し遂げてくださった。
16. 神様は父にこうお語りになったのだ。 『わたしは民をエジプトから連れ出した時からこれまで、神殿を建てる場所を指定しなかった。 だが、わが国民の指導者となる者を選んだ。』
17. こう言われたのが、父ダビデだ。 父は、神様のために神殿を建てたいと思った。
18. ところが、神様はお許しにならず、こうお語りになったのだ。 『おまえの志はうれしい。
19. だが、わたしの神殿を建てるのは、おまえの息子だ。』
20. 神様は今、お約束を果たしてくださった。 私はイスラエルの王として父の跡を継ぎ、こうして、神様のために神殿を建て上げた。
21. また、神様が、エジプトを出た私たちの先祖と結ばれた契約を、たいせつに保存する箱を、神殿の中に置くことにした。」
22-23. 王は、人々が見守る中で祭壇の前に立ち、両手を天に伸べて祈りました。 「ああ、イスラエルの神様。 天にも地にも、あなたのようなお方はありません。 神様は、心からお従いしようとする国民にやさしく親切で、約束を守り通してくださるからです。