列王紀上 7:1-10 リビングバイブル (JLB)

1.  それからソロモン王は、十三年かかって宮殿を建てました。

2.  宮殿の一室に「レバノンの森の間」と呼ばれる、長さ五十メートル、幅二十五メートル、高さ十五メートルの大広間がありました。天井には、大きなレバノン杉の梁が、四列の杉材の柱の上に渡してありました。 

5. どの入口も窓も、四角の枠でできていました。

6.  ほかに「柱の間」と呼ばれる、長さ二十五メートル、幅十五メートルの部屋がありました。 その前には、ひさしのついた玄関がありました。

7.  それから、王が訴訟を聞くための、「玉座の間」とも「さばきの間」とも呼ばれる部屋がありました。 ここは、床から天井まで、部屋全体を杉材で張り巡らしました。

8.  この部屋のうしろにある庭を取り囲むようにして、同じく杉材を張り巡らした、王の住まいがありました。 またソロモンは、妻としたエジプト王の娘のために、自分のと同じ大きさの住まいを、宮殿の中に建てました。 

9. 建物はすべて、寸法どおりに切り取られた、大きくて高価な石で造られました。 

10. 土台の石は、四メートルから五メートルもあったのです。 

列王紀上 7