列王紀上 6:18-38 リビングバイブル (JLB)

18. 内部の石壁は全部、ひょうたんと開いた花の模様が浮き彫りにしてある、レバノン杉の板でおおいました。

19.  奥の至聖所には、契約の箱が安置されました。 

20-22. 至聖所は、長さ十メートル、幅十メートル、高さ十メートルで、壁と天井に純金をかぶせました。 至聖所の祭壇もレバノン杉で作りました。 そして、その祭壇も含めて、神殿内部の残りの部分もみな、純金をかぶせたのです。 また、至聖所の入口を守るために、金の鎖を作りました。

23-28. 至聖所の中に、オリーブ材で作った二つのケルビムの像(天使を象徴する)を置きました。 像の高さは五メートルで、外側に広げた翼は、それぞれ一方の壁に届き、内側に広げた翼は、至聖所の真ん中で触れ合うようになっていました。 それぞれの翼は二メートル半で、どちらのケルビムも、一方の翼の先からもう一方の翼の先まで、五メートルありました。 像はどちらも同じ寸法、同じ形で、共に純金をかぶせてありました。

29.  至聖所もその手前の聖所も、壁には、ケルビムの像、なつめやしの木、それに開いた花の模様が彫られていました。 

30. 至聖所も聖所も、床はぜんぶ金でおおいました。

31.  至聖所に通じる入口には、正五角形の柱を使いました。 

32. 二枚のとびらはオリーブ材でできていて、その上にケルビム、なつめやしの木、花模様を浮き彫りにし、金を張りました。

33.  それから神殿の入口にも、オリーブ材で四角形の柱を作りました。 

34. 糸杉材の二枚の折り戸がついていて、どちらも蝶番で折りたためるようになっています。 

35. その表面にはケルビム、なつめやしの木、それに花模様が浮き彫りになっていて、入念に金を張ってありました。

36.  内庭を囲む塀は、切り石を三段重ねた上に、レバノン杉の角材が一段重ねてありました。

37.  神殿の土台がすえられたのは、ソロモン王の即位後四年目の五月で、 

38. 建て終わったのは、即位後十一年目の十一月でした。 完成に七年かかったことになります。

列王紀上 6