21. 神様は王に大きな災いを下し、一族を一掃しようとしておられる。 王の子孫で、男の子は、一人も生き残れない。
22. ヤロブアム王家やバシャ王家のように滅ぼされる。 神様の激しい怒りを買い、イスラエルを罪に誘い込んだ報いだ。
23. 神様はまた、イゼベル王妃についても、『イズレエルの犬がイゼベルの死体を引き裂く』と仰せになった。
24. 王の家の者たちで、町の中で死ぬ者は犬に食われ、野で死ぬ者ははげたかの餌食になる。」
25. アハブ王のように悪魔の言いなりになった者は、ほかに一人もいませんでした。 妻のイゼベルが王をそそのかして、あらゆる悪事に走らせたからです。
26. 王が犯した最大の罪は、神様がこの地から追い出したエモリ人のまねをして、多くの偶像を礼拝したことです。
27. 王はエリヤのことばを聞くと、上着を引き裂き、ぼろをまとい、断食をし、荒布にくるまって伏し、しょんぼりしていました。
28. その時、エリヤはまた別のお告げを聞きました。
29. 「アハブがわたしの前にへりくだっているのを見たか。 あんなにまでしているので、王が生きている間は、あの約束は実行しないことにする。 息子の代に、そのことが起こって、子孫はみな滅びる。」