列王紀上 2:28-33 リビングバイブル (JLB)

28.  アブシャロムの反乱には加わりませんでしたが、アドニヤの反乱には手を貸したヨアブは、アドニヤが殺されたと聞くと、神の天幕に逃げ込み、祭壇の角にしがみつきました。 

29. 報告を受けた王は、ベナヤにヨアブの処刑を命じたのです。

30.  ベナヤは天幕に入り、「陛下が、出て来るようにと仰せだ!」と声をかけました。ヨアブは、「いやだ。 ここで死なせてくれ」と応じません。ベナヤは帰って、王に指示を仰ぎました。

31.  「では、彼が言うとおりにせよ。 祭壇のそばでヨアブを殺し、葬るがよい。 こうして、ヨアブの殺人の罪を、私と父の家から取り除くのだ。 

32. 彼よりりっぱな二人の人を殺した責任は、すべて彼にある。 父上は、イスラエルの最高司令官アブネルと、ユダの最高司令官アマサの死には、全くかかわりがなかった。 

33. ヨアブとその子孫は、この殺人の罪を永久に負わなければならない。 どうか神様が、ダビデとその子孫には、この二人の死について全く責任がないことを、明らかにしてくださるように。」

列王紀上 2