列王紀上 18:42-46 リビングバイブル (JLB)

42.  王は宴会の用意をしました。 一方エリヤは、カルメル山頂に登ってひざまずき、顔をひざの間にうずめ、 

43. 従者に、「さあ、海の方を見てくれ」と頼みました。従者は戻って来て、「何も見えません」と報告しました。「もう一度、行ってくれ。 いや同じことを七回くり返すのだ。」

44.  七度目に、とうとう従者は叫びました。 「てのひらほどの小さな雲が、水平線から上って来まーす。」「そうか。 よし、急いで王のところへ行き、戦車で山を下るように言いなさい。 うかうかしていると、雨で身動きできなくなる。」

45.  このことばのとおり、しばらくすると、強い風が嵐を運んできて、空は真っ暗になり、激しい雨がざあーっと降ってきました。 アハブ王は大急ぎでイズレエルへ向かいました。 

46. 神様から特別な力をいただいたエリヤは、驚いたことに、王の戦車を追い越して町の入口まで走り通しました。

列王紀上 18