列王紀上 14:12-22 リビングバイブル (JLB)

12.  さあ、家へお帰りなさい。 あなたが町に一歩踏み入れる時、病気のお子は死にます。 

13. イスラエル中の人がその死を悲しみ、ていねいに葬ってくれます。 ところで、そのお子は、ご家族で平穏な最期を迎える、たった一人の者となるでしょう。 ヤロブアム家で、そのお子だけが、イスラエルの神様のお気に召したからです。 

14. 神様は、イスラエルに一人の王をお立てになります。 その王がヤロブアム家を滅ぼします。 

15. こうして神様は、イスラエルを水に揺らぐ葦のようにふるい、先祖にお与えになったこの良い地から根こそぎにし、ユーフラテス川の向こうに散らします。 偶像の神々を作って、神様を怒らせたからです。 

16. ヤロブアム王は罪を犯し、しかもイスラエルの全国民をも巻き添えにしたので、神様はイスラエルを捨てるのです。」

17.  王妃がティルツァに帰り、家の敷居をまたいだとたん、子供は死にました。 

18. イスラエル中の人は、その死を悲しみました。 神様が預言者アヒヤによってお語りになったとおりです。

19.  ヤロブアム王のその他の業績、彼がどう戦い、どう治めたかなどは、『イスラエル諸王の年代記』に記録されています。 

20. ヤロブアムは、二十二年のあいだ王位にあって死に、その子ナダブが跡を継ぎました。

21.  その間、ユダでは、ソロモンの子レハブアムが治めていました。 彼は四十一歳で王位につき、神様がイスラエルのすべての町々から、特にご自分の住まいとしてお選びになったエルサレムで、十七年のあいだ治めました。 レハブアムの母はアモン人で、ナアマといいました。 

22. レハブアムが王位にある時、ユダの国民は、イスラエル国民と同じように罪を犯し、神様を怒らせました。 その罪は、先祖よりひどいものでした。 

列王紀上 14