列王紀上 1:6-12 リビングバイブル (JLB)

6. ところで、父のダビデ王は、これまで一度も、彼をたしなめたことがありませんでした。 彼はアブシャロムのすぐ下の弟で、とてもハンサムでした。 

7. ヨアブ将軍と祭司エブヤタルに思惑を打ち明けると、二人とも賛成です。 

8. しかし、祭司ツァドク、ベナヤ、預言者ナタン、シムイ、レイ、ダビデ軍の勇士たちは、あくまでも王に忠誠を尽くし、アドニヤに味方するようなことはしませんでした。

9.  アドニヤはエン・ロゲルへ行き、蛇の石のそばで、羊、牛、太った子やぎをいけにえとしてささげました。 それから、即位式の立会人として、兄弟とユダの政府高官を全員招きました。 

10. ただし、預言者ナタン、ベナヤ、王の勇士たち、それに、兄弟のうち、弟ソロモンだけは招きませんでした。

11.  預言者ナタンは、ソロモンの母バテ・シェバに会い、こう勧めました。 「ハギテの子アドニヤが王になり、しかも、陛下が少しもお気づきでないことを、ご存じですか。 

12. ご自身と、ご子息ソロモン様の無事を願われるなら、これから申し上げるとおりになさってください。 

列王紀上 1