出エジプト記 8:25-31-32 リビングバイブル (JLB)

3-4. ナイル川には、かえるがあふれ、家の中まで跳び込んで来る。 家中、寝室もベッドも、かえるで足の踏み場もなくなる。 かまどや粉をこねる鉢にまで入り込む。 エジプト中がかえるで埋まるだろう」と言われます。』」

25.  あわてたのは王です。 急いでモーセとアロンを呼びつけました。 「わかった、わかった。 おまえたちの好きにするがいい。 自分の神にいけにえをささげるのもよかろう。 ただし、この国の中でだ。 荒野へ出かけることは許さん。」

26.  「おことばを返すようですが、それはまずいのです。 私たちがささげるいけにえは、エジプトでは大へんきらわれているものです。そんな所でいけにえをささげたら、私たちのほうが殺されかねません。 

27. 神様の命令どおり、三日ほど旅をして、荒野でいけにえをささげなければなりません。」

28.  「そんなに言うなら好きにしろ。 ただ、あまり遠くへ行ってはならん。 それよりも、急いで神様に祈ってくれ。」

29.  「わかりました。 あぶの大群がいなくなるよう、神様にお願いしましょう。 ですが陛下、また気が変わって約束を破るようなまねは、二度となさらないでください。」

30.  モーセは王の前から退き、あぶをいなくしてくださいと神様に願いました。 

31-32. 願いはかないました。 あれほどのあぶの大群もすっかり姿を消し、どこにも見えなくなったのです。 ところが、心配がなくなると、王はまたまた強情になり、イスラエル人を行かせようとはしませんでした。

出エジプト記 8