1. 「わたしがしようとしていることは、そのうちわかる。 王はどうにもならなくなってから、ようやくわたしの国民を行かせるだろう。 その時には、行くのを許すというより、むしろ、国から追い出さないわけにはいかなくなるのだ。
4. わたしは彼らと聖なる契約を結んだ。 彼らと子孫とに、彼らが当時すんでいたカナンの地を与えると約束したのだ。
5. 今こそ、イスラエル人がエジプト人の奴隷になってうめき苦しんでいるのが、よくわかった。 そして、昔の約束を思い出した。
6. だから人々に、神が必ず救い出すと言ってやれ。 見てるがいい、わたしは大きな力をふるい、奇蹟を行なう。 彼らの奴隷の鎖を解き放ち、自由にする。
7. 彼らは名実ともにわたしの国民となり、わたしは彼らの神となる。 彼らは、エジプトから救い出したのがわたしであることを知る。
10-11. 神様はまた、モーセに語りかけました。 「さあもう一度、王のもとへ行き、イスラエル人を行かせるように言いなさい。」
12. しかし、モーセは素直に従えません。 「神様、同胞のイスラエル人でさえ、もう私の言うことを聞こうとしないのです。 まして、王が聞いてくれるはずがありません。 それに第一、私は口べたなんです。」
13. 神様はモーセとアロンに、再び命じました。 イスラエルの人々と王にもう一度話し、イスラエル人の出国を要求しなさいというのです。