2. 四すみに、他の部分と切れ目なく続くよう、四本の角をつけました。 祭壇には青銅を張り、
3. 祭壇で使うつぼ、十能、鉢、肉刺し、火皿などの器具類も青銅で作りました。
14-15. 入口の両側には、幅七メートル半の幕を垂らし、それぞれ三個の土台に立てた三本の柱で支えました。
16. 庭の仕切りとして巡らした幕は、どれも細い上等のより糸で織ったものです。
17. 柱はみな青銅の土台にはめ込み、かぎと環は銀です。 柱の頭部には銀をかぶせ、幕を垂らす環は純銀でした。
18. 庭の入口に垂らすカーテンは上質のリンネルで作り、青、紫、深紅のより糸で美しい刺しゅうをしました。幕の幅は十メートル、高さは二メートル半で、庭の仕切りとした他の幕と同じ高さです。
19. 幕は四本の柱と四個の青銅の土台、銀のかぎと環で支えました。 柱の頭部も銀でした。
20. 天幕と庭を作るのに用いた釘は、すべて青銅です。
21. これが、箱を納める天幕の建設工事の諸工程です。 天幕ができ上がり、ようやくレビ部族が仕事につけるようになりました。 いっさいの工事は、モーセが立てた計画どおり行なわれ、祭司アロンの息子イタマルが監督しました。
22. ユダ部族のウリの息子で、フルの孫にあたるベツァルエルが、技術面での責任者となり、
23. ダン部族のアヒサマクの息子オホリアブが、助手を務めました。 彼も熟練した職人で、彫刻、設計、色とりどりの刺しゅうをするのに、すばらしい腕を発揮しました。
24. 人々がささげ、天幕建設に使った金は千四百キログラムに達しました。
25-26. 銀は四千二百五十キログラム使われました。 これは、人口調査の時に登録する二十歳以上の人から取り立てた、百五十円の人頭税でまかなわれました。 登録したのは、計六十万三千五百五十人です。
27. 聖所の壁となるわく組みの土台と、垂れ幕を支える柱の土台には、一個につき四十二キログラム、計四千二百キログラムの銀が必要でした。
28. 残った銀は柱頭にかぶせたり、環やかぎを作るために使いました。
29. 青銅は三千三百六十五キログラムささげられ、
30-31. 次のような物を作るのに使われました。 天幕の入口に立てる柱の土台、祭壇、格子、祭壇に付属する器具類、庭を仕切る引き幕を支える柱の土台、天幕と庭の釘などです。