2. 内側にも外側にも純金を張り、周囲に金の縁飾りを巡らしました。
3. 片側に二つずつ並ぶよう、四すみに金の環を四個つけました。
4. アカシヤ材でかつぎ棒を作って金をかぶせ、
5. 箱の側面の環に通します。 その棒をかついで箱を運ぶのです。
6. それから、純金で箱のふたを作りました。 これは『恵みの座』と呼ばれます。 長さ百二十五センチ、幅七十五センチです。
7. 両端に、金でケルビム(天使)の像を二つ打ち出しました。
8. ケルビムはふたの一部分で、切り離すことはできません。
9. ケルビムは互いに顔を見合わせ、伸ばした翼が恵みの座におおいかぶさって、それを見下ろす形にしました。
14-15. 縁飾りに近いところへつけ、アカシヤ材に金をかぶせたかつぎ棒を通すようにしました。
16. また、純金で鉢、水差し、皿、びんを作り、テーブルの上に置きました。
17. 純金を打ち出して燭台を作りました。 台座、支柱、ともしび皿、アーモンドの花飾りが、ぜんぶ一体となるようにしたのです。
18. 燭台の支柱には、両側から三本ずつ、計六本の枝が出るようにしました。
19. それぞれの枝は三つの花で飾りました。
20-21. 支柱にも同じようにアーモンドの花飾りをつけました。 三対の枝の間に二つ、下と上に二つ、合計四つです。
22. 飾りと枝はみな、一かたまりの純金を打ち出して作りました。
23-24. 枝の先に七つのともしび皿をつけ、芯切りばさみと灰皿とを純金で作りました。 燭台全体は五十キログラムの重さがあり、すべて純金です。
25. 香の祭壇はアカシヤ材で作りました。 五十センチ四方の正方形で、高さは一メートルです。 すみに、壇の一部として角を彫りつけました。
26. 全体に純金をかぶせ、へりには金の縁飾りをつけました。
27. 壇の両側面、縁飾りの少し下に金の環を二個つけ、かつぎ棒を通しました。