出エジプト記 33:10-16 リビングバイブル (JLB)

10. 人々はみなそれぞれのテントの入口で、雲の柱に向かって深くおじぎをし、礼拝します。 

11. 天幕の中では、まるで友だち同士のように、神様が親しくモーセとお語りになります。 そのあと、モーセは野営地に帰るのですが、彼の助手、ヌンの子ヨシュアはそのまま天幕に残ります。

12.  モーセは天幕の中で、神様に言いました。 「神様は私に、『人々を約束の地へ連れて行け』と、いつもおっしゃいます。 けれども、どなたが私といっしょに行ってくださるのか、まだ教えてくださいません。 神様は、もったいなくも私を友だちのように扱ってくださいます。 また、おこころにかなった者だとも言ってくださいました。 

13. もしそれが本当なら、どうぞ私の歩むべき道をはっきり示してください。 そうすれば神様を理解できるようになり、おこころにかなった生活が送れるでしょう。 この国民が神様ご自身のものであることを、忘れないでください。」

14.  「わかった。 安心しなさい。 わたしがいっしょに行く。 失敗のないようにおまえを守ろう。」

15.  「神様がごいっしょでなければ、この場所から一歩でも動くのを許さないでください。 

16. 神様が共にいてくださらなければ、私とこの国民がおこころにかなっていること、また、地上の他の国民とは違うことが、どうしてわかりましょう。」

出エジプト記 33