出エジプト記 29:1-22 リビングバイブル (JLB)

1.  アロンと息子たちを祭司に任命するために、次の儀式を行ないなさい。 若い雄牛一頭と傷のない雄羊二頭を用意する。 

2. また、イースト菌抜きのパン、油を混ぜた輪型のパン、イースト菌抜きのせんべい状のパンに油を塗ったものを準備する。 パンは精製した小麦粉で作らなければならない。 

5. 次に、アロンに上着をきせ、長服、エポデ、胸当て、帯をつけさせ、 

6. 頭には金のプレートつきのターバンをかぶせる。 

7. 次に、注ぎの油を頭に注ぐ。 

8. さらに、彼の息子たちにも上着をきせ、 

9. 織って作った帯をつけさせ、頭に帽子をかぶせる。 この儀式がすめば、彼らは永遠に祭司となる。 こうして、アロンと息子たちを特別に選び、きよめなければならない。

10.  まず、おまえが若い雄牛を天幕に引いて来る。 アロンと息子たちは手を牛の頭に置き、 

11. おまえが天幕の入口、神の前でそれを殺す。 

12. 血は指で祭壇の角に塗り、残りは祭壇の土台に注ぐ。 

13. 内臓をおおう脂肪ぜんぶ、胆のうと二つの腎臓と、それらを包む脂肪を、祭壇の上で焼きなさい。 

14. 死体は皮や汚物ごと野営地の外へ持って行き、罪が赦されるためのいけにえとして焼かなければならない。

15-16. 次に、雄羊の一頭を引いて来る。 アロンと息子たちがその頭に手を置いたら、おまえがこれを殺し、その血を集めて祭壇に振りかける。 

17. 死体を切り開いて内臓を取り出し、足を切り取る。 それらをきれいに洗い、頭や体のほかの部分といっしょに置きなさい。 

18. こうして、羊をぜんぶ祭壇の上で焼く。 それは神にささげる完全に焼き尽くすいけにえで、大いに神に喜ばれるものである。

19-20. もう一頭の雄羊も殺す。 その前に、アロンと息子たちは手を羊の頭に置かなければならない。 おまえは血を集めて、その一部分を、アロンと息子たちの右の耳たぶと手足の右親指につけ、残りは祭壇に振りかける。 

21. 続いて祭壇の上の血を取り、注ぎの油といっしょに、アロンと息子たち、また彼らの服に振りかける。 このようにして彼らとその服を、神のために特別に選ばれたものとしてきよめなければならない。

22.  次に、雄羊の脂肪を取る。 あぶら尾、内臓をおおう脂肪、さらに胆のうと二つの腎臓、それらの回りの脂肪、右のももである。 これは、アロンと息子たちを祭司に任命する雄羊だからである。 

出エジプト記 29