9. 二個のしまめのうに、イスラエルの十二部族の名を彫りなさい。
10. それぞれに六つずつの名を彫り、全部族の名が誕生順になるようにする。
11. 名前を彫る時は、印を作る技術を用いる。 その二つの石を金の台にはめ、
12. エポデの肩に縫いつけて、イスラエル国民を記念する石とする。 アロンは神の前に出る時、いつも全部族の名を身につけ、絶えずそのことが頭から離れないようにする。
15. 次に、最もすぐれた技術を用いて、神の託宣を聞くために用いる胸当てを作りなさい。 エポデと同じく、金と青と紫と深紅の上等のより糸で織ったリンネルを使う。
16. 大きさは二十五センチ四方で、二つに折って袋状にする。
17. それに石を四列に取りつける。 最初の列はルビー、トパーズ、エメラルド。
18. 二列目はトルコ玉、サファイヤ、ダイヤモンド。
19. 三列目はヒヤシンス石、めのう、紫水晶。
20. 四列目は緑柱石、しまめのう、碧玉。 これらはみな金の台にはめる。
21. それぞれの石はイスラエルの部族を表わし、その部族の名を、印と同じように彫りつけなければならない。
25. もう一端は、エポデの両肩に取りつけたしまめのうの台に、外向きに結びつける。
26. 次に金の環をもう二個作り、胸当ての下のへり、内側の二個所に取りつける。
27. また、もう二つ金の環を作り、エポデの肩当てのすその外側、帯を締める位置につける。
28. 胸当ての下とエポデのすそにある環とを青いひもで結び、胸当てとエポデを、ずれないようにしっかりつなぐ。
29. こうしてアロンは、聖所へ入る時はいつでも、胸当てに十二部族の名をつけていることになる。 神がイスラエルのことを絶えず心にかけ、託宣を下すようにするのである。
32. それに頭を通す口をあける。 口の回りには織った縁をつけ、ほつれないようにする。 ちょうど、よろいの首回りのようにする。