4. 祭司が着る服は、胸当て、エポデ(ひざ下までの、そでなし上着)、青い上着、市松もようの長服、ターバン、飾り帯である。このほかアロンの息子たちのためにも、特製の服を作る。
7. これに二枚の肩当てをつけ、両端を留める。
8. 同じ生地、金と青と紫と深紅の上等のより糸で織ったリンネルで、あや織りの帯を作る。
9. 二個のしまめのうに、イスラエルの十二部族の名を彫りなさい。
30-31. 胸当てのポケットにウリムとトンミム〔神意をうかがう一種のくじ〕を入れ、アロンが神の前に出る時はいつも、胸の上にあるようにしなさい。 アロンは神の前にいる時、いつでも神託を胸に入れていることになる。エポデの下に着る服は、青い布で作らなければならない。
32. それに頭を通す口をあける。 口の回りには織った縁をつけ、ほつれないようにする。 ちょうど、よろいの首回りのようにする。
33-34. 青服のすそのへりには、青と紫と深紅のより糸でざくろを作ってつけ、ざくろとざくろの間に金の鈴をつける。
35. アロンは務めのために神の前に出る時はいつでも、これを身につけなければならない。 聖所の神の前に出入りするたびに、鈴が鳴るようにする。 そうすれば死ななくてすむだろう。
36. 次に、純金のプレートを作り、ちょうど刻印を彫るように、『神のために特別に選ばれた者』と彫りなさい。
37-38. このプレートは、青いひもでアロンのターバンの正面につける。 アロンはそれを額につけ、イスラエル国民のささげ物のことで何か過ちがあれば、その罪を負う。 神の前に出る時いつも、それを額につけなければならない。 こうして、人々は神に受け入れられ、罪を赦される。
39. 上等のより糸で市松もように織ったリンネルを使って、アロンの長服を作りなさい。 ターバンも同じ布で作る。 そのほかに刺しゅうをした帯も作る。
40. アロンの息子たちには、上着と帯を作り、また、名誉と威厳を与えるためのターバンを作りなさい。
41. アロンと息子たちにこれらの服を着せ、頭にオリーブ油を塗って、祭司に任命しなさい。 わたしに仕える者として特別に選び、きよめるのだ。
42. また体にじかにつける下着を、リンネルで作りなさい。 これは腰からももまでをおおう。
43. アロンと息子たちが天幕に入ったり、聖所の祭壇に近づいたりする時はいつでも、この下着をつけなければならない。 さもなければ有罪とされ、死ぬことになるだろう。 これは、アロンと息子たちが守る永遠のおきてである。