27. また、もう二つ金の環を作り、エポデの肩当てのすその外側、帯を締める位置につける。
28. 胸当ての下とエポデのすそにある環とを青いひもで結び、胸当てとエポデを、ずれないようにしっかりつなぐ。
29. こうしてアロンは、聖所へ入る時はいつでも、胸当てに十二部族の名をつけていることになる。 神がイスラエルのことを絶えず心にかけ、託宣を下すようにするのである。
30-31. 胸当てのポケットにウリムとトンミム〔神意をうかがう一種のくじ〕を入れ、アロンが神の前に出る時はいつも、胸の上にあるようにしなさい。 アロンは神の前にいる時、いつでも神託を胸に入れていることになる。エポデの下に着る服は、青い布で作らなければならない。
32. それに頭を通す口をあける。 口の回りには織った縁をつけ、ほつれないようにする。 ちょうど、よろいの首回りのようにする。
33-34. 青服のすそのへりには、青と紫と深紅のより糸でざくろを作ってつけ、ざくろとざくろの間に金の鈴をつける。
35. アロンは務めのために神の前に出る時はいつでも、これを身につけなければならない。 聖所の神の前に出入りするたびに、鈴が鳴るようにする。 そうすれば死ななくてすむだろう。
36. 次に、純金のプレートを作り、ちょうど刻印を彫るように、『神のために特別に選ばれた者』と彫りなさい。