3. そのための特別な才能を、わたしはある者たちに与えた。 彼らに、アロンがほかの者とは違うことを示す服を作らせなさい。 祭司としてわたしに仕えることができるようにするのだ。
22-24. 二本の純金をよって鎖を作り、胸当ての縁をエポデにつなぎ合わせなさい。 それぞれの鎖の一端は、胸当ての上辺の外側につけた金の環に結びつける。
25. もう一端は、エポデの両肩に取りつけたしまめのうの台に、外向きに結びつける。
26. 次に金の環をもう二個作り、胸当ての下のへり、内側の二個所に取りつける。
27. また、もう二つ金の環を作り、エポデの肩当てのすその外側、帯を締める位置につける。
28. 胸当ての下とエポデのすそにある環とを青いひもで結び、胸当てとエポデを、ずれないようにしっかりつなぐ。
29. こうしてアロンは、聖所へ入る時はいつでも、胸当てに十二部族の名をつけていることになる。 神がイスラエルのことを絶えず心にかけ、託宣を下すようにするのである。
30-31. 胸当てのポケットにウリムとトンミム〔神意をうかがう一種のくじ〕を入れ、アロンが神の前に出る時はいつも、胸の上にあるようにしなさい。 アロンは神の前にいる時、いつでも神託を胸に入れていることになる。エポデの下に着る服は、青い布で作らなければならない。
32. それに頭を通す口をあける。 口の回りには織った縁をつけ、ほつれないようにする。 ちょうど、よろいの首回りのようにする。
33-34. 青服のすそのへりには、青と紫と深紅のより糸でざくろを作ってつけ、ざくろとざくろの間に金の鈴をつける。
35. アロンは務めのために神の前に出る時はいつでも、これを身につけなければならない。 聖所の神の前に出入りするたびに、鈴が鳴るようにする。 そうすれば死ななくてすむだろう。
36. 次に、純金のプレートを作り、ちょうど刻印を彫るように、『神のために特別に選ばれた者』と彫りなさい。
37-38. このプレートは、青いひもでアロンのターバンの正面につける。 アロンはそれを額につけ、イスラエル国民のささげ物のことで何か過ちがあれば、その罪を負う。 神の前に出る時いつも、それを額につけなければならない。 こうして、人々は神に受け入れられ、罪を赦される。