出エジプト記 28:13-14-36 リビングバイブル (JLB)

2. そして神のために特別にきよくされた者だというしるしに、アロンのために特製の服を作りなさい。 見た目にも美しく、祭司としての威厳を示す服を作るのだ。 

3. そのための特別な才能を、わたしはある者たちに与えた。 彼らに、アロンがほかの者とは違うことを示す服を作らせなさい。 祭司としてわたしに仕えることができるようにするのだ。 

4. 祭司が着る服は、胸当て、エポデ(ひざ下までの、そでなし上着)、青い上着、市松もようの長服、ターバン、飾り帯である。このほかアロンの息子たちのためにも、特製の服を作る。

7. これに二枚の肩当てをつけ、両端を留める。 

8. 同じ生地、金と青と紫と深紅の上等のより糸で織ったリンネルで、あや織りの帯を作る。 

9. 二個のしまめのうに、イスラエルの十二部族の名を彫りなさい。 

13-14. また、純金をよって二本の鎖を作り、エポデの肩のところで金の留め金につける。

15.  次に、最もすぐれた技術を用いて、神の託宣を聞くために用いる胸当てを作りなさい。 エポデと同じく、金と青と紫と深紅の上等のより糸で織ったリンネルを使う。 

16. 大きさは二十五センチ四方で、二つに折って袋状にする。 

17. それに石を四列に取りつける。 最初の列はルビー、トパーズ、エメラルド。 

18. 二列目はトルコ玉、サファイヤ、ダイヤモンド。 

19. 三列目はヒヤシンス石、めのう、紫水晶。 

20. 四列目は緑柱石、しまめのう、碧玉。 これらはみな金の台にはめる。 

21. それぞれの石はイスラエルの部族を表わし、その部族の名を、印と同じように彫りつけなければならない。

22-24. 二本の純金をよって鎖を作り、胸当ての縁をエポデにつなぎ合わせなさい。 それぞれの鎖の一端は、胸当ての上辺の外側につけた金の環に結びつける。 

25. もう一端は、エポデの両肩に取りつけたしまめのうの台に、外向きに結びつける。 

26. 次に金の環をもう二個作り、胸当ての下のへり、内側の二個所に取りつける。 

27. また、もう二つ金の環を作り、エポデの肩当てのすその外側、帯を締める位置につける。 

28. 胸当ての下とエポデのすそにある環とを青いひもで結び、胸当てとエポデを、ずれないようにしっかりつなぐ。 

29. こうしてアロンは、聖所へ入る時はいつでも、胸当てに十二部族の名をつけていることになる。 神がイスラエルのことを絶えず心にかけ、託宣を下すようにするのである。 

30-31. 胸当てのポケットにウリムとトンミム〔神意をうかがう一種のくじ〕を入れ、アロンが神の前に出る時はいつも、胸の上にあるようにしなさい。 アロンは神の前にいる時、いつでも神託を胸に入れていることになる。エポデの下に着る服は、青い布で作らなければならない。 

32. それに頭を通す口をあける。 口の回りには織った縁をつけ、ほつれないようにする。 ちょうど、よろいの首回りのようにする。 

33-34. 青服のすそのへりには、青と紫と深紅のより糸でざくろを作ってつけ、ざくろとざくろの間に金の鈴をつける。 

35. アロンは務めのために神の前に出る時はいつでも、これを身につけなければならない。 聖所の神の前に出入りするたびに、鈴が鳴るようにする。 そうすれば死ななくてすむだろう。

36.  次に、純金のプレートを作り、ちょうど刻印を彫るように、『神のために特別に選ばれた者』と彫りなさい。 

出エジプト記 28