2-3. 多数の力に押し流されて、悪事に加担してはならない。 証言台に立つ時、その場のふんい気に左右され、不当な証言をしてはならない。 また、ただ貧しいというだけで人に同情し、証言をゆがめたりしてもいけない。
17. 毎年この三回、イスラエル人はみな神の前に出なければならない。
18. いけにえの血は、イースト菌を入れたパンといっしょに供えてはならない。 いけにえの脂肪を翌朝までそのまま残しておいてはならない。
19. 刈り入れの時、最初の収穫の最良の物を持って来なさい。 それはあなたの神、主にささげなければならない。子やぎを母親の乳で煮てはならない。
20. わたしは約束の地へ無事おまえたちを連れて行くため、使いを送る。
21. 彼を敬い、その教えにはすべて従いなさい。 反逆してはならない。 おまえたちの罪を、彼は赦さないからだ。 この使いはわたしの名において行動する。
22. しかし、注意深く彼に従い、あらゆる戒めを守るならば、おまえたちの敵はわたしの敵となる。
23. わたしの使いが先立って、おまえたちをエモリ人、ヘテ人、ペリジ人、カナン人、ヒビ人、エブス人の国へ導き、そこに住まわせる。 その国国を、わたしはおまえたちの目の前で滅ぼす。
24. こういった国々の偶像を拝んではならない。 どんなことがあっても、そんな神々にいけにえをささげてはならない。 異教徒の悪い習慣に染まらず、むしろ、完全に彼らを征服し、その汚れた偶像を破壊しなければならない。
25. おまえたちの神、主にだけ仕えなければならない。 そうすれば、わたしはおまえたちを祝福して食べ物と水を与え、あらゆる病気をなくす。
26. 流産もなくなるし、子供を産めない女性もいなくなる。 おのおのが充実した人生を送ることができるようにする。
27. わたしは、これから征服する地の人々に恐れをいだかせる。 彼らはおまえたちの前から逃げ去る。
28. わたしはまた、ヒビ人、カナン人、ヘテ人を追い払うために、くまばちを送る。
29. ただ、一年のうちに全土を占領させることはしない。 そんなことをしたら、土地が荒れほうだいになり、野獣が増えすぎて手に負えなくなってしまう。