出エジプト記 21:15-26 リビングバイブル (JLB)

15.  両親を打つ者は死刑だ。

16.  誘拐犯は死刑だ。 人質を手もとに置いている時に逮捕された場合でも、すでに奴隷として売り飛ばした場合でも同じだ。

17.  両親に悪口を言ったりのろったりする者は死刑だ。

18.  二人の男がけんかをし、一人が石か拳で相手を打って傷つけ、そのために、一命はとりとめたものの床につかなければならないという場合、 

19. たとい、少々不自由であっても歩けるまでに回復した時は、打った男は無罪となる。 ただし、完全に傷が治るまで、いっさいの損害の弁償をし、治療費は全額払わなければならない。

20.  人が、男奴隷であろうと女奴隷であろうと、奴隷を打って死なせたなら、必ず罰せられる。 

21. ただし、奴隷が一日、二日の間に死ななければ、その時は罰せられない。 奴隷はその人の所有物だからである。

22.  二人の男が争っていた時に妊娠中の女性を傷つけ、そのために、母親は助かったものの流産をした場合、彼女を傷つけた男は、裁判官が認める範囲内で、女の夫が要求するだけの罰金を支払わなければならない。 

23. しかし、傷のために母親まで死ぬようなことにでもなれば、男は死刑だ。

24.  もし女の目が傷ついたら、償いとして男の目を傷つけ、歯が折れたら歯を折る。 手には手を、足には足を、 

25. やけどにはやけどを、傷には傷を、むちにはむちを、である。

26.  人が、男奴隷であれ女奴隷であれ、奴隷の目を打ち、そのために目が見えなくなってしまったら、奴隷は目の償いとして自由にされる。 

出エジプト記 21