4. モーセは神様に願いました。 「どうしたらよろしいのでしょう。 今にも私に石を投げつけて殺しかねない有様です。」
7. モーセはその場所を、マサ〔「神様を試みる」の意〕と名づけました。 時には、メリバ〔「議論」あるいは「争い」の意〕と呼ぶこともあります。 というのは、この場所で人々が、「神様はわれわれを助けてくれるのか、どうなのか」と神様と言い争い、神様が自分たちを殺すかどうか試みたからです。
8. ところで、アマレクの戦士たちがイスラエル人に戦いをいどもうと、レフィディムへやって来ました。
9. モーセはヨシュアに、アマレク軍と戦うために人々を召集するよう命じました。「私はあした、神様の杖を持って丘に立つ。」 モーセはきっぱり言いました。
10. ヨシュアとその部下は、アマレク軍と戦うために出て行きました。 一方、モーセとアロンとフルは丘に登りました。
11. モーセが手に持った杖を差し伸べている間は、イスラエル軍が勝ち続けるのですが、腕を下げるとアマレク軍が優勢になります。
12. モーセの腕はしびれて、とうとう棒のようになってしまいました。 もうこれ以上、杖を持っていることができません。 アロンとフルは、石を転がして来てモーセを座らせ、両側に立って、日が暮れるまで二人がかりで腕を支え続けました。