出エジプト記 16:1-4 リビングバイブル (JLB)

1.  さて、一行はエリムを発ち、エリムとシナイ山との間に広がるシンの荒野へ向かいました。 荒野に着いたのは、エジプトを出た翌月の十五日(ユダヤ暦による)でした。 

2. そこでも人々は、モーセとアロンに非難をあびせました。

3.  「あーあ、エジプトにいればよかったなあ。 あのまま神様に殺されたほうがまだましだった。 少なくとも食べ物はたっぷりあったんだ。 なのに、あんたがたはこんな荒野へ連れ出した。 きっと、ここでみんなを飢え死にさせるつもりなんだ。」

4.  神様はモーセに命じました。 「天から食べ物を雨のように降らせよう。 毎日みんな外へ出て、必要なだけ集めればよい。 これは、わたしの言いつけを守るかどうかを見るテストにもなる。 

11-12. 神様はモーセに命じました。 「皆の不平は確かに聞いた。 わたしの返事はこうだ。 『夕方には肉を、朝にはパンを欲しいだけ食べさせよう。 これによって、わたしがおまえたちの神、主であることを知れ。』」

28-29. 神様はあきれてモーセに告げました。 「いつになったら、この民は言うことを聞くのか。 六日目にいつもの二倍を与えるのは、二日分の量が十分あるようにということなのが、わからないのか。 七日目は休息の日としてわたしが与えたのだから、テントの中にいて、食べ物を取りになど外へ出たりしないようにしなさい。」 

出エジプト記 16