出エジプト記 12:30-43 リビングバイブル (JLB)

30. 王や役人たちをはじめ、エジプト中の人々が、夜中だというのに起きだし、国中に悲鳴が響き渡りました。 死人の出ない家は一軒もなかったからです。

31.  王は、その夜のうちに、モーセとアロンを呼びつけました。「もうたくさんだ。 早く出て行ってくれ。 一人残らず、今すぐ出て行けっ! 主だろうが何だろうが、好きなように礼拝しろ。 

32. 羊も牛もみんな連れて、早く行ってしまえ! だが、出かける前にわしを祝福して行けよ。」 

33. エジプト人は、「このままじゃ、われわれまで死んでしまう」と言い、できるだけ早く国から出てもらおうと、イスラエル人をせかせました。

34.  ぐずぐずできません。 イスラエル人はみな、イースト菌の入っていないパン生地を鉢に入れ、衣類で包んでかつぎました。 

35. それから、モーセに言われたとおり、エジプト人から金や銀の飾り物と衣服を求めたのです。 

36. 神様のおかげで、エジプト人は親切にしてくれました。 欲しい物は何でも、財産をはたいてまで譲ってくれるほどでした。

37.  その夜のうちにラメセスを出発し、スコテに向かいました。 女、子供は別として、六十万もの人が旅に出たのです。 

38. 一行の中には、いろいろな国の人たちがいました。 羊や牛の群れもいっしょです。 まさに家畜の大脱出です。 

39. 食事には、持って来たイースト菌抜きのパン生地で、パンを焼きました。 あまりあわただしくて、パンがふくれるまで待っている暇がなかったからです。

40-41. ヤコブの息子たちとその子孫は、結局エジプトに四百三十年のあいだ滞在したことになります。 エジプトを出発したのは、四百三十年目のちょうど最後の日でした。 

42. この夜は、神様がイスラエル人をエジプトから連れ出すために、特に選ばれた夜です。 毎年その日が、神様の救いを記念する祭りの日となったのは、そういう事情があるのです。

43.  ところで、神様はモーセとアロンに命じました。 「過越の祭りについて次のように定める。 外国人は過越の子羊を食べてはならない。 

出エジプト記 12