使徒行伝 26:20-27 リビングバイブル (JLB)

20. ダマスコを手はじめに、エルサレム、ユダヤ全国、さらに外国人にも、すべての人が罪を捨てて神様に立ち返り、それを良い行ないで示さなければならない、と宣べ伝えてきました。 

21. このために、ユダヤ人は私を神殿でつかまえ、殺そうとしたのです。 

22. しかし神様のお守りがあったので、私は今日まで生きながらえ、身分の高い人にも低い人にも、あらゆる人にこのことを伝えているのです。 私は、預言者とモーセが語ったこと以外、何も話してはおりません。 

23. 私が話しているのは、キリストは苦しみを受け、死人の中から最初に復活して、ユダヤ人にも外国人にも光をもたらす、ということだけです。」

24. ここで突然、フェストが大声をあげました。 「パウロ、気が狂ったかっ! あまり学問に身を入れすぎて、おかしくなったな。」

25. 「何をおっしゃいます、フェスト閣下。 気など狂ってはおりません。 まじめに真理を語っているだけでございます。 

26. アグリッパ王はよくご存じのはずです。 そう確信しておりますから、率直に申し上げているのです。 これはみな、片すみで起こったことではないのですから。 

27. アグリッパ王、あなた様は預言者を信じておられますか。 もちろん、信じておられるものと確信しておりますが。」

使徒行伝 26