4. 上陸すると、クリスチャンを捜し出し、一週間ほどいっしょに過ごしました。 この町のクリスチャンは聖霊のお告げを受け、どうにかしてパウロにエルサレム行きを思いとどまらせようとしました。
5. しかし、停泊期間も終わり、私たちは予定どおり船に戻ることになったので、人々は家族総出で、浜辺まで見送りに来ました。 互いに祈り合い、別れのあいさつがすむと、
6. 私たちは船に乗り込み、人々は家へ帰りました。
7. ツロの次はトレマイです。 この町のクリスチャンにもあいさつをしましたが、いたのは、一日だけでした。
8. 翌日には、もうカイザリヤに着き、そこでは、最初の七人の執事の一人であった、伝道者ピリポの家に泊まりました。
9. ピリポには、預言する力のある未婚の娘が四人いました。
37-38. 兵営に連れ込まれようという時、パウロは司令官に、「お話ししたいことがあるのですが」と言いました。 そのことばに司令官は驚いて、聞き返しました。 「おまえ、ギリシヤ語が話せるのか。 じゃあおまえは、数年前、反乱を起こし、四千人の殺し屋を引き連れて荒野へ逃亡した、あのエジプト人じゃないのか。」
39. 「とんでもありません。 私はキリキヤのタルソ出身のユダヤ人です。 お願いです。 どうかこの人たちに話をさせてください。」パウロの釈明
40. 司令官が許可したので、パウロは階段の上に立ち、身ぶりで人々を静めました。 まもなくすっかり静かになったところで、パウロはヘブル語で話し始めました。