1. 騒ぎが収まると、パウロは、使いをやって弟子たちを集め、別れの説教をしてから、ギリシヤへ出発しました。
2. その旅の途中でも、立ち寄るすべての町で説教し、クリスチャンを力づけることは忘れませんでした。 やがてギリシヤに着きました。
3. そこに三か月の間とどまったあと、船でシリヤへ向かおうと準備を進めていたところ、ユダヤ人たちがパウロの命をねらっているという情報が入ったのです。 急いで予定を変え、北のマケドニヤを通って帰ることにしました。
10-12. パウロは降りて来て、彼を抱きかかえ、「心配するな。 大丈夫だ」と言いました。 すると、驚いたことに、そのことばどおりに、青年は生き返ったのです。 人々の喜びはたいへんなものでした。 一同は、もう一度三階に上がり、聖餐式をしました。 パウロは、そのあとも長いこと説教し、夜明けごろ、ようやく出発しました。