23. 神様は、あらかじめ計画したとおり、この方を、あなたがたの手でローマ政府に引き渡し、十字架で処刑することをお許しになりました。
24. そうした上で、この方を死の恐怖から解放し、復活させたのです。 この方が、ずっと死んだままでいることなど、ありえないことだったからです。
25. ダビデ王は、イエス様のことをこう言っています。『主はいつも私と共におられる。主が私を助け、神の大きな力が私を支える。
26. だから、心は喜びにあふれ、舌は主をほめたたえる。たとい死んでも、私には望みがある。
27. あなたは、私のたましいを地獄に放置せず、あなたの聖なる息子の体を、朽ち果てさせることもない。
28. 私を生き返らせ、あなたの前で、すばらしい喜びにあふれさせる。』
29. 愛する皆さん。 考えてもみなさい。 ダビデはここで、自分のことを語っているわけではありません。 そうでしょう。 ダビデは死んで、葬られ、その墓は今でも、ちゃんと残っているではありませんか。
30. しかし、彼は預言者でしたから、子孫の一人がメシヤ(救い主)となり、ダビデの王座につくと神が誓われたことは、知っていたのです。
31. それで、遠い将来を望み見ながら、メシヤの復活を預言しました。 メシヤのたましいは地獄に放置されず、その体が朽ち果てることもない、と語ったのです。
32. そのとおり、神様はイエス様を復活させました。 私たちはみな、そのことの証人です。
33. 今イエス様は、天で最も名誉ある神の右の座についておられます。 そして、約束どおり、父は聖霊様を送ってくださいました。 その結果、たったいま見聞きしたことが起こったのです。
34-35. いいですね。 ダビデは、決して自分のことを言ったのではありません。 ダビデは天にのぼったことはないからです。 それに、当のダビデが、こうも言っています。『神は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵を完全に征服するまで、わたしの右に座っていなさい。」』
36. ですから、イスラエルのすべての人に、はっきり言っておきます。 神様は、あなたがたが十字架につけたイエス様を主とし、キリスト(救い主)とされたのです。」
37. ペテロのことばは、人々の心を強く打ちました。「それじゃあ、私たちはどうすればいいんでしょう。」 あちらからもこちらからも、使徒たちへの質問の声があがりました。
38. ペテロは答えました。 「一人一人が、罪の生活から足を洗って神様に立ち返りなさい。 そして、罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマ(洗礼)を受けなさい。 そうすれば、聖霊様という贈り物をいただけます。