1. パウロは、アテネを去り、コリントへ行きました。
4. パウロは安息日ごとに会堂に出かけ、ユダヤ人だけでなく、外国人をも説得しようとしました。
5. シラスとテモテがマケドニヤから来てからは、全時間をユダヤ人の説得に費やすことになり、イエスこそキリストだと証言しました。
6. ところが、ユダヤ人たちは反抗し、侮辱を加えるばかりか、イエスのことまで、ひどくののしるではありませんか。 もう我慢はできません。 パウロは、彼らときっぱり縁を切るしるしに上着のちりを払い、こう言い放ちました。 「おまえたちの血の責任は、おまえたちに降りかかれっ! 私のせいじゃない。 これからは、外国人を教えよう。」
7. その後パウロは、テテオ・ユストという外国人の家に泊めてもらうことにしました。 この人は、外国人ながらも神を敬う人で、うまいことに、隣が会堂でした。
8. 会堂管理人クリスポの一家は、ほかの大ぜいのコリント人と共に主を信じ、バプテスマ(洗礼)を受けました。
9. ある夜、主は幻の中で、パウロにおっしゃいました。 「恐れるな。 語り続けなさい。 やめてはいけない。
10. わたしがついている。 だれもあなたに危害を加えることはできない。 この町には、わたしにつく者が大ぜいいる。」
11. パウロは、一年六か月の間、この町にとどまり、神の真理を教えました。
12. しかし、ガリオがアカヤ地方の総督に就任すると、ユダヤ人は徒党を組んでパウロに反抗し、力ずくで総督のところへ引っぱって行き、