使徒行伝 14:19-26 リビングバイブル (JLB)

19. しかし、その数日後、また別の事件が起こりました。 アンテオケとイコニオムから数人のユダヤ人が来て、町の人たちを味方に引き入れ、パウロを襲ってさんざん石を投げつけ、町の外へ引きずり出したのです。 ぐったりとしたパウロを見て、てっきり死んだものと思ったからです。 

20. クリスチャンたちはぐるっと回りを取り巻き、心配そうにながめていました。 するとどうでしょう。 当の本人はむっくり起き上がり、何事もなかったように町へ帰って行ったのです。翌日、パウロはバルナバといっしょに、デルベに向けて出発しました。 

21. そこで神のすばらしい知らせを語り、大ぜいの人をクリスチャンにしてから、ルステラ、イコニオム、アンテオケへと引き返しました。 

22. それぞれの町でクリスチャンたちに会い、ますます神を愛し、また互いに愛し合うように教え、どんな迫害にもくじけず、信仰にとどまり続けるようにと励ましました。 そして、「神の国に入るには、いろいろ苦しい目に会わなければならない」と語りました。 

23. 二人は、どこの教会でも長老を任命し、彼らのために断食して祈り、だれよりも信頼する主にゆだねました。

24. それがすむと、ピシデヤを通ってパンフリヤに帰り、 

25. また、ペルガで説教してから、アタリヤに行きました。

26. そしてついに、船でアンテオケに帰って来たのです。 この町は、今まさに終えたばかりの務めを、神からゆだねられ、出発した所でした。 

使徒行伝 14