使徒行伝 13:1-8 リビングバイブル (JLB)

1. アンテオケの教会の預言者や教師たちの中には、次の人たちがいました。 バルナバ、シメオン〔別名「黒い人」〕、ルキオ〔クレネ出身〕、マナエン〔ヘロデ王とは乳兄弟〕、それにパウロなどです。 

2. ある日、これらの人たちが礼拝をささげ、断食していると、聖霊が、「バルナバとパウロに、わたしの特別な仕事をさせなさい」と言われました。 

3. それで、さらに断食して祈ったあと、二人に手を置いて任命し、出発させました。

4. 二人は聖霊に導かれてセルキヤに行き、そこから、船でキプロス島に向かいました。 

5. 島のサラミスという町に着くと、さっそくユダヤ人の会堂に出向いて説教です。 ヨハネと呼ばれるマルコも、助手として同行しました。 

6-7. このあと、町から町へと、島中を巡り歩いて説教を続け、最後にパポスという町に来ました。 そこで、偽預言者でバルイエスと名乗る魔術師に出会ったのです。 この男は、総督のセルギオ・パウロの取り巻きの一人でしたが、総督自身は物事に明るい、たいへん理解のある人でした。 かねがね神の教えを聞きたいと思っていた総督は、この機会にバルナバとパウロとを招きました。 

8. ところが、強力な反対者が現われました。 魔術師エルマ〔バルイエスのギリシヤ名〕です。 彼は、パウロやバルナバのことばに耳を傾けないようにとそそのかし、何としても、総督に主を信じさせまいとやっきになりました。

19-20. また、カナンの七つの民族を滅ぼし、その土地を相続財産として、分配なさいました。 こうなるまでに約四百五十年もかかりました。 そのあとは、預言者サムエルが現われるまで、さばき人が国の秩序を保っていたのです。

32-33. バルナバと私もまた、この喜ばしい知らせを伝えようと、こうして、わざわざやって来たのです。 その知らせとは、神様がイエス様を復活させたことによって、私たちのご先祖への約束が、今の時代に実現したということです。 旧約聖書の詩篇の第二篇に、『今日、わたしはあなたに、子としての名誉を与えた』とあるとおりです。

使徒行伝 13