4. じっと御使いを見つめていると、なんだか恐ろしくなりました。 「どんなご用でしょうか。」「あなたの祈りも、良い行ないも、神様はすべてご存じです。
7. 御使いが姿を消すとすぐ、コルネリオは使用人二人と、神を敬う側近の兵士一人とを呼び寄せました。
8. そして、このいきさつを話し、ヨッパへやりました。
12. 中には、ユダヤ人は食べることが禁じられていた蛇や鳥など、あらゆる種類の動物が入っています。
13. そして、「さあ、どれでも好きなものを料理して食べなさい」という声が聞こえました。
14. 「主よ、とんでもありません。 生まれてこのかた、口にしたこともないものばかりです。 ユダヤのおきてで禁じられているのですから。」
15. 「ペテロよ、神様に口答えするのか。 神様が、『きよい食べ物だ』と言われたものは、きよいのだ。」
16. 同じことが三度あってから、布はすうっと天に引き上げられました。
17. ペテロは、この幻はどういう意味なのだろうと、すっかり考え込んでしまいました。 ちょうどその時です。 コルネリオから遣わされた人たちがシモンの家を捜し当て、門口に立ち、
18. 「こちらにシモン・ペテロという方が泊まっておいででしょうか」と尋ねました。
19. 一方、ペテロは、今しがたの不思議な幻のことをあれこれ考えあぐねていると、聖霊がこうおっしゃいました。 「三人の人が、あなたに会いに来ました。
20. さあ降りて、その人たちに会い、いっしょに出かけなさい。 心配はいりません。 わたしが、その人たちをよこしたのだから。」
21. そこでペテロは下へ降り、「お尋ねのペテロは、私です。 どんなご用でしょうか」と尋ねました。
22. すると三人は、ローマ軍の士官コルネリオが、たいそう信心深い人で、ユダヤ人みんなから好意を持たれていることや、そのコルネリオのもとに現われた御使いが、ペテロを招いて神のことばを聞くように指示なさったいきさつなどを話しました。ペテロ、コルネリオを訪問