伝道の書 7:9-29 リビングバイブル (JLB)

9. 短気を起こしてはいけません。 短気はばか者の特徴です。

10.  過ぎ去った昔の栄光に未練を残してはいけません。 ほんとうに昔が今より良かったかどうか、わからないからです。

11.  りこうになることは、金持ちになると同じくらい価値があります。 いや、それ以上です。 

12. 知恵からでも金銭からでも、利益をあげることができます。 しかし、りこうになることのほうが、多くの利点があります。

13.  神様のなさることに目を留め、それに従いなさい。 自然界の道理を敵に回してはいけません。 

14. 順境の時には、できるだけ楽しみなさい。 逆境が訪れたら、神様は与えると同時に取り上げる方だと知りなさい。 こうしてすべての人が、この世ではあらゆるものが空しいと悟るのです。

18.  任せられる仕事は、どんなことがあっても手放してはいけません。 神様を敬っているなら、きっと神様からの祝福を期待できるのです。

19.  知恵のある人は、十都市の市長を合わせたより力があります。

20. この世界には、いつも品行方正で、一度も罪を犯さない人など一人もいません。

23.  私はりこうになろうと、できるだけのことをしてみました。「きっとりこうになってやる」とも、人前で言ってみましたが、はったりにすぎませんでした。 

24. 知恵は遠いかなたにあって、探し出すのはきわめて困難です。 

25. 私は知恵と物事の道理を見つけようと、四方くまなく探しました。 また、軽率な行為がどれほど悪く、ばかにつける薬はないことを、身をもって知ろうとしました。

26.  売春婦は死よりも大きな苦痛を与えます。 神様に喜ばれる者は恵みによって、彼女から逃れますが、罪人は彼女のしかけた罠にかかってしまいます。

29.  さらに、こんなこともわかりました。 神様は人を正しい者に造られたのに、だれもがかってに向きを変え、罪の生活へと走りだしたのです。

伝道の書 7