伝道の書 6:4-12 リビングバイブル (JLB)

4. 誕生が喜ばれず、闇から闇に葬られ、名前さえつけてもらえず、 

5. 陽の目も見ず、その存在さえ知られないとしても、みじめな老人になるよりずっとましです。 

6. 何千年生きたとしても、満足することがなければ、生きていることに何の価値があるのでしょう。

9. 手の中の一羽の鳥は、やぶの中の二羽より価値があります。 あこがれているものを夢見ているだけでは、ばかばかしいことで、風をつかまえるようなものです。

10.  あらゆるものには定まった運命があります。 それぞれの将来は、ずっと以前からわかっています。 だから、自分の運命について神と議論してもむだです。

11.  しゃべればしゃべるだけ、口にすることばの意味が薄れてきます。 だから、全然しゃべらないほうがましです。

12.  空しい人生のわずかの歳月だというのに、どうしたら最高の生き方ができるのかわかりません。 死んだ先のことまで考えると、何が最善かを言い当てることはできません。 将来の見通しのつく人は、一人もいないからです。

伝道の書 6