伝道の書 4:2-9 リビングバイブル (JLB)

2. ですから、死んだ人のほうが生きている人よりましだと思いました。 

3. 中でもいちばん幸福なのは、生まれて来なかった人で、地上の悪を見たことのない人です。

4.  次に、物事を成功させる原動力は、ねたみであることを知りました。 これもまたばかげたことで、風をつかむような話です。 

5-6. ばか者は、いっこうに働こうとせず、餓死すれすれの線をさまよいます。ところが結局は、空しいの一語に尽きるような労働を続けるより、のんびりその日暮らしをするほうが、ましだとわかるのです。

7.  ばかばかしいことが、もう一つあります。 

8. 息子も兄弟もいない一人暮らしの人が、もっと金持ちになろうと目の色を変えている場合です。 この人は、だれに全財産を残そうというのでしょう。 全くつじつまの合わない、憂うつな話です。

9.  二人が手を組めば、一人の場合の倍以上のことができます。 結果から見れば、二人のほうがずっといいからです。 

伝道の書 4