伝道の書 4:1-7 リビングバイブル (JLB)

1.  次に私は、世界中のしいたげと悲しみを見ました。 しいたげられる人が涙を流しても、だれも手を貸そうとしません。 一方では、しいたげる者たちは、しっかりと手を組んでいます。 

2. ですから、死んだ人のほうが生きている人よりましだと思いました。 

3. 中でもいちばん幸福なのは、生まれて来なかった人で、地上の悪を見たことのない人です。

4.  次に、物事を成功させる原動力は、ねたみであることを知りました。 これもまたばかげたことで、風をつかむような話です。 

5-6. ばか者は、いっこうに働こうとせず、餓死すれすれの線をさまよいます。ところが結局は、空しいの一語に尽きるような労働を続けるより、のんびりその日暮らしをするほうが、ましだとわかるのです。

7.  ばかばかしいことが、もう一つあります。 

伝道の書 4