伝道の書 2:3-12 リビングバイブル (JLB)

3.  いろいろやってみてから、私は知恵を探求し続ける一方で、酒を飲んでみようと思いました。次に、もう一度考えを変えて、ばかになりきることにしました。 普通にいう幸福も味わってみよう、と思ったからです。

9.  こうして、歴代のエルサレムの王もやらなかったような、あらゆることをやってみました。 両眼をしっかり見開いて、これらのものの価値を見極めようとしたのです。 

10. 欲しいものは何でも手に入れ、したい放題の楽しみをしてみました。 つらい仕事にも大きな喜びがあることさえ知りました。 この喜びこそ、実に、あらゆる労働に共通した報酬なのです。

11.  しかし、してきたことを振り返ってみると、どれもこれも役に立たないことばかりで、風をつかむようなものです。 これこそ価値があると言えるものなど、どこにもありません。 

12. そこで、知恵と無知の価値を比較してみることにしました。 きっとだれでも、同じ結論に達すると思います。 

伝道の書 2