伝道の書 10:5-20 リビングバイブル (JLB)

5.  世の中の移り変わりに注意していると、もう一つの悪が目につきました。 王や支配者のことです。 

6. ばか者に大きな権威が与えられているのに、りこうな人で、当然と思える社会的地位さえ与えられていない人を知っています。 

7. また、召使が馬上でふんぞり返り、君主が召使のように歩いている姿も見ました。

10.  斧の切れ味が悪くなると、力ばかりいるようになります。 そんな時には、頭を働かせて刃をとぐことです。

11.  馬が盗まれてから馬小屋に鍵をかけても、あとの祭りです。

14. ばか者は将来について何でも知っているふりをして、事細かに話して聞かせます。 しかし、これから起こることは、だれにもわからないのです。 

15. ばか者はちょっとした仕事にも動揺するので、ごくささいなことにも力を出せません。

18. 怠けていると、天井から雨がもり、たるきが腐ってきます。 

19. パーティーは笑いを、ぶどう酒は幸福感を、金はいっさいのものを与えます。 

20. たとい心の中であっても、王をのろってはいけません。 金持ちをのろってもいけません。 小鳥が彼らに、あなたがどんなことを言ったかを告げるからです。

伝道の書 10