ローマ人への手紙 13:1-8 リビングバイブル (JLB)

1. 上に立つ権威に従いなさい。 神様がお立てになった権威だからです。 神様によらない権威はどこにもありません。 

2. ですから、国の法律に従わない者は、神様に従うことを拒んでいるのです。 その人は必ず罰せられます。 

3. 正しいことをしている人は、支配者を恐れません。 しかし、悪いことをしている人は、いつも支配者を恐れるのです。 ですから、びくびくしたくなければ、法律を守りなさい。 そうすれば、安心して過ごせます。 

4. 支配者は、あなたを助けるために、神様から遣わされているのです。 しかし、何か悪いことをしていれば、支配者はあなたを罰するでしょうから、当然、恐れなければなりません。 そのためにこそ、彼は神様から遣わされているのです。 

5. 法律に従うには、二つの理由があります。 第一に、罰を受けないためであり、第二に、それを守るべきだとわかっているからです。

6. 同じ理由で、税金も納めなさい。 政府の役人が国民のために、神様から与えられた仕事を続けるには、給料が必要だからです。 

7. 支払うべきものは、だれにでも支払いなさい。 税金や輸入税をすすんで納め、上に立つ人々に従い、敬うべき人を敬い、重んずべき人を重んじなさい。 

8. 借りがあれば、全部返しなさい。 ただし、他の人を愛するという「借り」だけは別です。 その「借り」だけは、いつまでも返し続けなさい。 というのは、人を愛することは、神様のすべてのおきて、すべての要求にかなうことだからです。 

12-13. 夜はふけ、昼がすぐそこまで近づいています。 ですから、暗やみに属する悪い行ないを捨てて、昼間生きるため、正しい生活という武具で身をかためなさい。 あなたがたの行為は正しいと、だれからも認められるよう、何をするにも、りっぱに、誠実にふるまいなさい。 どんちゃん騒ぎをしたり、酔っぱらったり、姦淫したり、肉欲にふけったり、争ったり、ねたんだりして時間を浪費してはなりません。 

ローマ人への手紙 13