ローマ人への手紙 10:9-17 リビングバイブル (JLB)

9. なぜなら、もし自分の口で「イエス・キリストは私の主です」と告白し、自分の心で、神様はイエス・キリストを死人の中から復活させてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。 

10. 人は、心で信じることによって、神様から正しい者とされ、その信仰を自分の口で告白することによって、救いを確実なものとするからです。 

11. 聖書は私たちに、「キリスト様を信じる者は、決して失望させられることがない」と教えています。 

12. この点では、ユダヤ人もそれ以外の外国人も同じです。 同じ主がユダヤ人にとっても外国人にとっても主であり、求める者にはだれにでも、ご自分の宝を惜しみなく与えてくださるのです。 

13. 主の御名を呼び求める者は、だれでも救われるのです。

14. しかし、主を信じていなければ、どうして主に、「救ってください」と求めるでしょうか。 また、主のことを一度も聞いたことがなければ、どうして主を信じることができるでしょうか。 だれかが教えてくれなければ、どうして主のことを聞けるでしょうか。 

15. また、だれかが遣わさなければ、どうして人々のところへ出かけて教える人が出るでしょうか。 旧約聖書に、「神との平和を宣べ伝え、良い知らせをもたらす人の足は、なんとうるわしいことか」とあるのは、まさにこのことです。 つまり、神様の良い知らせを伝える人は、なんと歓迎されることか、というのです。

16. しかし、この良い知らせを耳にした人がみな、喜んで受け入れたわけではありません。 預言者イザヤが、「主よ。 彼らに語った時、だれが、私のことばを信じましたか」と言っているとおりです。

17. しかし、信仰は、このキリスト様の良い知らせに耳を傾けることから、始まるのです。

ローマ人への手紙 10