レビ記 8:8-26 リビングバイブル (JLB)

8. 次は胸当てです。 その袋にはウリムとトンミム〔神意をうかがう一種のくじ〕を入れました。 

9. ターバンをかぶらせ、神様に特別に選ばれた者であることを表わす金のプレートを、正面につけさせました。 神様に命じられたとおりです。

10.  それから注ぎの油を手に取り、天幕とその中の用具ぜんぶに振りかけ、神聖なものとしてきよめました。 

11. 祭壇には特別に七回、その用具や、洗い鉢と台にも振りかけて、きよめました。 

12. 最後はアロンです。 頭に油を注ぎ、特別に選ばれた神の祭司に任命しました。 

13. それが終わると、今度はアロンの息子たちに式服を着せ、帯を締めさせ、ターバンをかぶらせました。 神様に命じられたとおりです。

14.  いよいよいけにえをささげる時です。 モーセは、罪が赦されるためのいけにえ用の若い雄牛を、引いて来ました。 アロンと息子たちはその頭に手を置き、 

17. いけにえの死体は、皮も肉も糞も、野営地の外で焼き捨てました。 神様に命じられたとおりです。

18.  次にモーセは、完全に焼き尽くすいけにえとして雄羊をささげました。 アロンと息子たちがその頭に手を置き、 

19. モーセが殺して血を祭壇の回りに振りかけました。 

20. 死体は四肢に切り分け、まず頭と脂肪をいっしょに焼きます。 

21. 内臓と足は水洗いし、祭壇で焼きます。 こうして全部を神様の前で焼き尽くすのです。 これが、神様の大好きな完全に焼き尽くすいけにえです。 モーセは、何もかも神様の命令どおりきちんと行ないました。

22.  それからモーセは、もう一頭の任命式用の雄羊を引いて来ました。 まず、アロンと息子たちがその頭に手を置きます。 

23. モーセは雄羊を殺し、その血をアロンの右の耳たぶと手足の右の親指に塗ります。 

24. 続いて、アロンの息子たちにも同じようにします。 残りの血は祭壇の回りに振りかけました。

25.  次に、背骨に沿ってついている脂肪と内臓をおおう脂肪、胆のう、二つの腎臓とその脂肪、右のももなどを取りました。 

26. その上に、神様の前のかごから、イースト菌抜きのパンと、油を入れて焼いたパンを一個ずつ、それに、オリーブ油を塗ったせんべい一枚を取り出して載せました。 

レビ記 8