レビ記 26:25-38 リビングバイブル (JLB)

25. 契約違反は戦争で罰する。 町に逃げ込んでもだめだ。 町中に伝染病がはやり、結局は敵に征服されてしまう。 

26. 食べ物は底をつき、十家族分のパンを焼くのに、一つかまどで間に合うほどになる。 配給はわずかで、とうてい腹を満たすことはできない。

27.  それでもなお聞き従わないなら、 

28. もう容赦はしない。 七倍も重い罰を加えてやる。 

29. 事もあろうに、わが子まで食べるほどに飢えさせる。 

30. おまえたちが偶像を拝む、山の祭壇を打ちこわし、香の祭壇を切り倒す。 偶像に混じって、おまえたちの死体がごろごろ転がり、腐れ果てていくのを黙って眺めよう。 おまえたちが大きらいになる。 

31. 町々を廃墟にし、礼拝所は打ちこわす。 ささげ物でなだめようとしても、ふだんは大好きな香りさえ、嗅ぐ気もしない。 

32. 国はすっかり荒れ果て、代わって住みついた敵でさえ、あまりのひどさに驚き恐れるだろう。

33.  おまえたちは散り散りに外国へ逃げ、そこでも行く先々で戦いに敗れる。 国はすっかり荒れ果て、町々は廃墟と化す。 

34-35. こうして、ようやく土地を休ませることができる。 おまえたちが利用できるだけ利用し尽くした土地を、敵の捕虜となっている間、ずっと休ませよう。 そうだ。 ゆっくり土地を休ませよう。 おまえたちが住んでいた時、七年ごとに一年の休みを与えなかった分を、まとめて取り戻すのだ。

36.  生き残った者は、捕虜や奴隷として遠い国へ連れて行かれる。 外国でおびえながら暮らすのだ。 風に舞う木の葉の音にもおびえ、剣で追い立てられるように逃げ惑う。 追いかけられもしないのに倒れる。 

37. 戦いで弱気を起こし、敵前を逃げ惑うように、追いかけられもしないのに、力なく恐怖におののく。 

38. あげくの果ては敵地であえない最期を遂げる。 

レビ記 26