レビ記 25:39-54 リビングバイブル (JLB)

39.  同胞のイスラエル人が生活に困って身売りしても、普通の奴隷のように扱ってはならない。 

40. 使用人か客のように扱いなさい。 その者が仕えるのは五十年祭までだ。 

41. その時がくれば、子供たちといっしょに家族のところへ戻り、財産も取り戻せる。 

42. わたしは、おまえたちをエジプトから救い出した神であり、おまえたちはみな、わたしのしもべだ。 普通の奴隷のように売られることも、 

43. 手荒く扱われることもない。 神を恐れなさい。

44.  イスラエル周辺に住む外国人なら、奴隷として買ってもかまわない。 

45. また、イスラエル生まれの外国人の子も、奴隷として買える。 

46. 生涯奴隷として使い、子孫に譲り渡してかまわない。 ただし、同胞のイスラエル人は、そのように扱ってはならない。

47.  生活に困ったイスラエル人が、国内に住む金持ちの外国人やその家族に身売りした場合は、 

48-49. 兄弟か、おじか、いとこ、あるいは、親せきの者ならだれにでも、買い戻してもらえる。 金ができれば、自分で自分を買い戻すこともできる。 

50. 自由の身となる代価は、五十年祭までの残りの年数によって決める。 

51. まだだいぶ間がある時は、身売りした時に受け取った額を払いなさい。 

52. 何年もたって、五十年祭まで残り少なくなっている場合は、それに見合うだけ払えばよい。 

53. イスラエル人が外国人に身売りした場合、買った外国人は、奴隷だからといってこき使ってはならない。 普通の使用人として扱いなさい。 

54. たとい買い戻せない場合でも、五十年祭がくれば、子供たちといっしょに自由の身となる。 

レビ記 25