1-2. モーセがまだシナイ山にいる間に、神様は次のような人々への指示をお与えになりました。「わたしが与える国へ着いたら、七年に一度は土地を休ませなさい。
3. 六年間は畑に種をまき、ぶどう園の手入れをして、収穫をあげるがいい。
4. ただし、七年目は休耕にし、土地を神の前に休ませることだ。 種をまいたり、ぶどう園の手入れをしたりしてはならない。
5. 手入れもしないのに自然に生えた実やぶどうを収穫するのも、許されない。 土地を休ませる年だからだ。
6-7. その年に育った実は収穫はできないが、入り用の分だけなら、だれが取ってもかまわない。 おまえたちはもちろん、使用人、奴隷、イスラエル国内に住む外国人も同じだ。 家畜や野獣にも、自由に食べさせなさい。
8. さらに五十年目を特別な年とする。
9. その年の全国民の罪を償う日に、ラッパを国中に高く鳴り響かせなさい。
14-16. だから、それまでの四十九年間に土地を売買する場合は、五十年祭までの年数によって、公正な値段をつけなさい。 残りの年数が長ければ、値段は高くなり、短ければ安くなる。 つまり、土地を返すまで何回収穫できるかによって、値段が決まるのだ。
17-18. 神を恐れなさい。 不当に高い値段をつけてはならない。 わたしは神だ。 約束の国で安全に暮らしたければ、わたしの法律に従いなさい。
21-22. 心配はいらない。 六年目を豊作にし、たっぷり三年分の収穫をあげさせよう。
26-27. そのとき買い戻す者がいなくても、金ができしだい、売った本人が、五十年祭までの収穫の回数に見合う値段で、いつでも買い戻せる。 買い主は代金を受け取り、土地を返さなければならない。
48-49. 兄弟か、おじか、いとこ、あるいは、親せきの者ならだれにでも、買い戻してもらえる。 金ができれば、自分で自分を買い戻すこともできる。