17. 家で焼いたパンを二つ、神の前で揺り動かしてささげるのだ。 パンは、七・二リットルの小麦粉にイースト菌を入れて焼く。 これは収穫物の見本としてささげるのだ。
18. パンとぶどう酒といっしょに、傷のない一歳の子羊七頭と若い雄牛一頭、雄羊二頭を、完全に焼き尽くすいけにえとして、神にささげる。 全部を火で焼いてささげるのだ。 それがわたしの大好物だ。
19. ほかに、罪が赦されるためのいけにえに雄やぎ一頭を、和解のいけにえに一歳の雄の子羊二頭をささげる。
20. 収穫物の見本としてささげたパンといっしょに、祭司はこれらのいけにえを揺り動かして、神にささげる。
21. その日は全国民が礼拝に集まる。 どんな仕事もしてはならない。 これは永遠の法律だ。
22. 刈り入れの時は、畑のすみずみまで刈り取ってはならない。 落ち穂を拾ってもいけない。 貧しい人や土地を持たない寄留の外国人のために、残しておきなさい。 わたしはおまえたちの神だ。
23-24. ラッパの祭り。 九月十五日(ユダヤ暦では七月一日)は、全国民が礼拝に集まる聖なる記念日だ。 ラッパを高らかに吹き鳴らして、その時を告げなさい。
25. その日は一日、どんな仕事もしてはならない。ただ、火で焼くいけにえを神にささげなさい。
26-27. 全国民の罪を償う日はその九日後だ。 全国民が神の前に集まり、めいめいの犯した罪を悔い、火で焼くいけにえをささげる。
28. その日は、どんな仕事もしてはならない。 神の前で罪の償いをする特別な日だからだ。
29. その日一日、罪を悔い改めて過ごさないような者は、イスラエルから追放され、
30-31. その日に仕事をするような者は、死刑になる。 これはイスラエルの永遠の法律だ。
32. その日は神聖な安息日だから、神の前で謙そんに罪を悔い改めなさい。 前日の夕方から、当日の夕方までまる一日、身を慎んで過ごすのだ。