5. 祭司は髪やひげをそってはならない。 異教徒がするように、体を傷つけてはならない。
6. 神の前に聖なる者となるのだ。 神の名を冒涜してはならない。 さもないと、火で焼く食物の供え物を神にささげる資格が、なくなってしまう。
7. また、売春婦や離婚歴のある女と結婚することも、許されない。 祭司は神のもので、聖なる者だからだ。
8. 神へのいけにえをささげるために特に選ばれた祭司を、聖なる者としなさい。 おまえたちを選び、きよい者とするわたしが、聖なる者だからだ。
9. 祭司の娘でありながら売春婦になる者は、自分ばかりか父親のきよさまで汚すのだから、火あぶりの刑に処しなさい。
10. 大祭司として特別に油を注がれた者は、特別な装束を身につける。 どんなに悲しい時も、髪を乱したり、衣服を引き裂いたりしてはならない。
11. たとい親でも、死体に近づいてはならない。
12. 務めの間は聖所を離れてはならない。 普通の家のように、やたらに出入りしてはならない。 特別に神聖な務めを果たす者として、神から任命されているからだ。 わたしは神だ。
18. 目の見えない者、足の悪い者、鼻の欠けた者や手足の短すぎたり長すぎたりする者、
19. 手足の折れた者、
20. 背中の曲がった者、小人、目に欠陥のある者、吹き出物や疥癬ができている者、睾丸のつぶれた者などだ。
21. たとい、アロンの子孫でも体に欠陥があれば、火で焼くいけにえを神にささげることはできない。
22. ただし、いけにえのうち祭司の食物になる分は、聖なるものでも最も聖なるものでも、普通にあてがわれる。