3. そこに入る時の条件は、次のとおりだ。 若い雄牛を罪が赦されるためのいけにえ用に、雄羊を完全に焼き尽くすいけにえ用に、持って来なさい。
4. 体を洗い、神聖なリンネルの長服、下着、帯、ターバンを必ず身につける。
5. 人々は罪が赦されるためのいけにえとして雄やぎ二頭、完全に焼き尽くすいけにえとして雄羊一頭を、アロンのところへ持って来る。
6. アロンはまず、自分のために、罪が赦されるためのいけにえとして若い雄牛をささげ、自分と家族の罪の償いをする。
7. 続いて、天幕の入口の神の前に、山羊二頭を引いて来て、
8. くじを引き、神のものになるほうと、全国民の罪の身代わりに荒野へ放つほうを決める。
9. 神のものと決まったほうを、罪が赦されるためのいけにえとする。
29-30. これから命じることは、永遠に守るべき法律だ。 毎年九月二十四日(ユダヤ暦では七月十日)は何の仕事もせず、謙虚に自分を反省する日としなさい。 イスラエル人も共に住む外国人も、区別はない。 この日は、すべての罪を赦し、神の目から見てきよい者と認める、罪の償いの日だからだ。
31. 完全な休息の日として、身も心も静め、謙そんな思いで一日を過ごしなさい。 これは永遠の法律だ。
32. アロンの死後も、彼の後継者として油を注がれる大祭司が、代々この儀式を執り行なう。 神聖なリンネルの装束を身につけ、
33. 聖所、天幕、祭壇、祭司、全国民の汚れをきよめ、罪の償いをするのだ。
34. くどいようだが、これはイスラエルの永遠の法律だ。 全イスラエルの罪が赦されるため、年に一度償いの儀式をするのだ。」
35. アロンは、すべて神様がモーセに指示なさったとおり行ないました。