レビ記 16:17-26 リビングバイブル (JLB)

17. アロンが聖所へ入って罪の償いをする時は、だれひとり天幕に入ってはならない。 自分と家族と全イスラエル人のために罪の償いをして、出て来るまでだ。 

18. それがすんだら、神の前にある祭壇の汚れをきよめる。 若い雄牛と山羊の血を祭壇の角に塗る。 

19. また、指に血をつけて祭壇に七回ふりかける。 こうして、祭壇を全イスラエル人の罪からきよめ、神聖なものとするのだ。

20.  聖所と天幕全体と祭壇をきよめる儀式が終わったら、アロンはもう一頭の生きている山羊を引いて来て、 

21. その頭に両手を置き、全国民の犯した罪をすべて告白する。 すべての罪を山羊の頭にのせ、特別その仕事に任じられた者が荒野に放つのだ。 

22. 山羊は人々のすべての罪を背負ったまま、無人の地へ引いて行かれ、荒野に放たれる。

23.  それからアロンは、また天幕へ入り、垂れ幕の中へ入る時に着たリンネルの装束を脱ぐ。 服はそこへ置いたままにして、 

24. 神聖な場所で体を洗い、大祭司のいつもの服に着替えたら、外へ出る。 自分と全国民のために、完全に焼き尽くすいけにえをささげ、罪の償いをするのだ。 

25. 罪が赦されるためのいけにえの脂肪も祭壇で焼く。

26.  山羊を荒野へ引いて行った者は、衣服と体を洗ってから野営地に戻る。 

レビ記 16